京都・大文字の灰の放射能分析結果

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9月初旬に京都大文字山頂で採取した灰について、放射能分析の結果を報告します。(依頼先機関・京都大学)

やはり「灰」でなく炭とか燃えかすですと、濃度が低すぎて上手く定量できませんでした・・・燃やした直後にキープしておくべきでした。

朝日の記事によると、

東電はこれまで、海に流出した汚染水中の放射能量は約4720兆ベクレルとの推定を発表しているが、今回は、これに大気からの降下分を加えた結果、3倍を超える値になった。 」とありますから、

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201109080611.html

東電の値は直接汚染水として放出された分、と考えらます。上乗せ分については、おそらく、SPEEDI などのシミュレーションで、どのぐらい発生源で放出されればどの程度放射能が広がっていく、と言うのを逆算して求めているはずです。食品中の放射能については、それを毎日食べ続けるかと食べる量が重要になってくると思います。

たまにしか食べないものの「濃度」を気にしても仕方がないです。「総量」が重要ですから。昆布カリウム-40含有量は 2000Bq/kg ですので・・その意味では米など主食は多少厳しくした方が良いのではないかと思います。

500Bq の Cs-137 経口摂取 → 換算係数 1.30E-05 mSv/Bq

→ 6.50 μSv被曝に相当

→ 365日毎日摂取 で 2.37 mSv 被曝に相当。

摂取した瞬間に将来にわたって被るリスクをひっくるめて Sv で表わすと以上のようになります。事故前は食物からの摂取は 0.29 mSv/年程度 でしたので、10倍弱の値に相当します。が、この程度の被曝では発がんリスクを考えると、ほぼ無視して構わない程度のリスクという論理にになります。安全側に見積った線型モデルでも 10万人に2.4人ほど発がんが増加する量です。もちろん、上記の換算計数の算定根拠は私にも分かりません。若干差が出てくる可能性がありますし、Cs-134 を考慮するともう少し増えるはずです。また、子供に対しては影響が大きくなりますが、2-3倍です。子供の方が成人より遥かに代謝が早くセシウムなどは特に抜けやすいことを知っておく必要があります。

遺伝の影響については、太古の昔から 2.4mSv/年以上と浴び続けています。こんな物によるDNAへのキズが延々と引き継がれ続けると考えるのは早計です。遺伝学について基礎から勉強し直す必要があります。何億年も前に分岐した生物と遺伝子の基本構造はほとんど一緒(人間とウニで70%一致)です。そもそも DNA にダメージを与えるのは放射線だけは有りません。子供達に本当に必要なのは何か、感情論ではなくもっともっとトータルで良く考える必要があると思いました。

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